【裏技】育児休業給付金をより多くもらうための5つのポイント【合法】

はじめに

育児休業給付金…
どうせ貰うならたくさん貰いたいよなぁ…

育児休業給付金の計算に関して発信しているサイトは多数あるので、計算式についてはウェブ上でかなり出回っています。

ただ、基本的な法律ルールの紹介が多く、実際にたくさんもらってボロ儲けする方法についてはあまり見当たりませんでした。

私が育児休業取ろうと考えた時にも、うまく儲ける方法というのを探して苦労をしました。

そこで今回は、合法的に育児休業給付金を少しでもたくさん多く貰うコツについてまとめていきたいと思います。

育児休業給付金については、こちらの記事でも解説していますので、ぜひご参考にしてください。

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給付金額計算のおさらい

ここで、育児休業給付金の計算についておさらいしておきましょう。

  • 過去12ヶ月に同一雇用先で勤務した実績がある
  • 育児休業取得前の過去6ヶ月分のお給料から算出
  • 計算の基準は総支給額 (差し引き前)
  • 上限と下限がある
  • 各種手当は計算対象 (残業、通勤手当 ほか)
  • 出張手当、ボーナスなど一時的なものは計算対象外
  • 受給中は一部の税金などが免除 (払わなくていい)

この内容を踏まえたうえで、育児休業給付金をより多くゲットできる方法を記載していきます。

ポイント① とにかく働く

休業取得の6ヶ月前は働きポイントです

ごくごく当たり前なことですが、残業手当が計算対象になるため、取得前の6ヶ月間は働いた方がお得です。

ただ職場環境によって、超過勤務がコントロールできる場合、できない場合もありますので、取得される方の置かれている状況次第ではあります。

また、生活残業のように仕事がないのにわざと残って残業をつけると、人事評価ダウンにもつながります。

  • 休日出勤対応を率先して受ける
  • 他の人の仕事を引き受けて、全体の仕事量を増やす。

など、工夫をしながら対応しましょう。

ポイント② ボーナス直前に育休取得

社会保険料免除の恩恵をフル活用

受給期間中は社会保険料などが免除となるとお話ししましたが、ボーナスも対象になります

以前は、1日だけ育休を取得すればボーナスの社会保険料が免除されたのですが、法改正によれ対策されました。

2022年10月施行の法改正を含んだポイントは2点です

  1. 1ヶ月を超える育児休業を取得していること
  2. 賞与(ボーナス)の支給月の月末日に育児休業を取得していること

つまり、ボーナス7月支給の方の場合

  • 6月中〜7月末日まで休業を取得
  • 休業取得期間が1ヶ月以上

が、ボーナスの社会保険料免除の条件もなります。

ただし、育児休業取得中はボーナスの評価査定において不在籍期間が増えるため、次回ボーナスの支給額が減額されることなります。

社会保険料の免除だけを目的とすると、ボーナスのレートによってはかえって損となるケースもあるため注意が必要です。

ポイント③ 交通費で増やせるかも

引越しするなら、取得予定の前月だと得するかも!?

交通費が計算に含まれることを考えると、引越しするタイミングを工夫すれば、給付金の増額が狙えるケースがあります。

ただし、条件的にかなり限定されるので適用できないケースも多いと思いますが、参考として記載しておきます。

前提条件としては、

  • 交通費が6ヶ月定期分まとめて、一度にかつ、次の月に貰える。
  • 交通費の精算に領収書や、定期券の写しを提出しなくて良い。
  • 会社までの通勤定期金額が高額になる

の3つ全てが当てはまると、お得になるかも?ぐらいです。

もし、出産に合わせて転居・引越をする場合は、こういった点についても考慮しててもいいかもしれません。

ポイント④ この時期は転職はしない方がいい

出産直前に転職してしまうと、育児休業の取得資格が無くなる

この時期に転職をしてしまうと、そもそもの休業取得をする資格が無くなってしまいます。

そうなると、育児休業給付金も当然受け取れなくなるので、転職はおすすめできません。

もし転職を予定しているならば、育児休業の取得明けのほうが良いでしょう。

ポイント⑤ 育児休業中も副業はできる

雇用契約を伴わない副業ならばやる価値はあるかも

雇用契約を伴わなければ、副業による副収入があっても、休業給付金には影響ありません。

雇用契約を伴う場合は、育児休業給付金が収入に合わせて減額されるため、オススメできません。

とはいえ、育児で目を離すタイミングはなかなか取ることが難しいです。

仮に副業をやるにしてもスキマ時間を活用できるようなものがオススメです。

まとめ

私の場合は、育児休業給付金の制度を知っていたこともあり、周りが嫌がるような休日出勤や、難易度の高い仕事を引き受けるように心がけて、当該期間の収入アップに努めました。

その結果として、「残業なし月額給与」よりも「育児休業給付金で得られる手当」の方が多くなり、余裕を持って休業を取れる状況ができました。

実際に活用できるケースは少ないかもしれませんが、今回お伝えしたお話を事前の知識として持っておけば、お役に立つかもしれません。

早めの行動と情報収入が大切です!
ぜひご参考にしてくださいね。