【経験談】子育て環境に合わせた物件選び・ご近所付き合い・気をつけておくべきポイントとは?

はじめに

子育てがスタートしたら、今の家だと少し狭いかもなぁ

賃貸物件に住んでいた私ですが、住んでいた物件では子育てスペースがほぼない状態でした。

かといって、子供が産まれるまでに家を購入するには少しハードルが…

いろいろと検討をした結果、今住んでいる賃貸物件から別の物件は引っ越すことを決意しました!

今回は、子育てを意識した物件選びで気をつけたいポイントをシェアしたいと思います。

物件の種類は戸建て?集合住宅?

戸建て賃貸は広さがメリット!ただデメリットも多し!

物件選びの序盤は、戸建て物件をメインに調べていました。

物件情報は、広々とした間取りの物件がたくさんあり、魅力的でした。

しかし、いざ内見にいくと「あれ?なんか違う」と違和感を抱くことが多かったです。

戸建て物件のメリット

  • 広い間取りの物件が多い。
  • 上下運動の騒音 (歩く音) で近所に気を使う必要がない。
  • 駐車場ありの場合、駐車場コストが削減できる

戸建て物件のデメリット

  • 壁が隣の家とくっついているテラスハウスの場合、騒音に気をつける必要がある
  • 木造の物件が多く、音が外に漏れる場合がある。
  • 間取りによっては、家具が搬入できない場合があった。
  • 内部のリフォームがされておらず、室内設備が劣化しているところが多かった。
  • 駐車場スペースが恐ろしいほどに狭い物件がある

実際に内見で多かったのが、「駐車場が狭い物件」でした。

物件情報の写真が広角レンズで撮影されており、歪みで広く感じるように思いました。

内見時、お試しで駐車させてもらいましたが、えげつない狭さで泣きそうでした。

こんなところで毎日駐車すると胃に穴が空くぜ!

あとは、汚れや痛みがひどい物件も多かったです。あえて、汚い部分が写らないようにしているのも、さすがプロの技でした…。

手口がきたねぇ!
でもよく見せるためには仕方ないよね…

(注釈) 戸建て賃貸の場合に実際にあった例です。見に行ったら中には良い物件もありました。全ての物件が悪いわけではないのでご注意ください。

集合住宅の場合、家の構造に注意!

集合住宅は部屋の間取りの種類も多く、価格帯も幅広いため、自分の予算にあった物件を選びやすいです。

ただ、騒音問題を考慮すると「木造」「軽量鉄骨」「鉄筋コンクリート」などの構造に注意した方がいいでしょう。

集合住宅のメリット

  • 間取りの種類が多く、予算にあった物件を選ぶことができる。
  • 近隣との騒音問題に巻き込まれやすい。(特に木造と軽量鉄骨)
  • ワンフロアで完結するため、生活動線が確保しやすい。
  • ゴミ捨て場が配備されていると、ゴミ捨て対応が楽になる。

集合住宅のデメリット

  • 騒音などのご近所トラブルに巻き込まれやすい (木造・軽量鉄骨は特に注意)
  • 車がある場合、駐車場もセットで物件を選ばないといけない
  • 間取りが広くなるにつれ、物件候補が少なくなってくる。
  • 階段の登り降りが発生する場合が多く、玄関までの移動の普段が大きい。
  • 階層の高いフロアは転落防止に気をつける必要がある。

実際に物件選びで引っかかった盲点ポイントとしては、物件構造です。

集合住宅で、「新築」「家賃がお手頃」「内装がオシャレ」「室内設備が充実」という文句なしの物件がありました。

めちゃくちゃ素敵じゃん!
これでほぼ決まりだろ!

木造3階建でした。

申し込みを考えた直後、あまりにも気になり、評判を調べた結果…騒音がかなり酷く、まるでレ◯パレスといった口コミが多数ありました。

木造ってそんなに音が響くのか…
騒音トラブルになっても嫌だなぁ…

工務店もCMで見るような超有名会社でしたが、それを知ってから申し込み直前で辞退しました。

【結論】どちらでもOKですが、必ず内見を!

戸建てと集合住宅はどちらにしてもOKだと思いますが、それぞれのメリット・デメリットをしっかり把握した上で選定したほうがいいです。

絶対に内見はしてください!

思っていたのと違った!というのがすごくあります。

自分の目でしっかりと見極めすることが大切です。

物件の構造・間取り・設備で押さえておくポイント

木造・軽量鉄骨・鉄筋コンクリートの違いによる防音性は意識!

子供ができると、気をつけていても出てしまうのは泣き声などの騒音です。

木造や軽量鉄骨の場合、音が響きやすい構造になっているため、騒音トラブルに巻き込まれやすいです。

また騒音は発生させるだけでなく、まわりからの被害によるものも想定されます。

木造・軽量鉄骨は、これら騒音トラブルを覚悟した上で選択すべきだと思います。

私の意見としては、

  • 鉄筋コンクリートが無難
  • 内装の綺麗さよりも、防音性能を重視した方がいい
  • 騒音トラブルは精神的ストレスが大きい為、極力回避するようにした方がいい

というように考えます。

実際、鉄筋コンクリートの物件を選んだ結果、今のところ自他問わず騒音トラブルに巻き込まれておらず、ストレスフリーで生活しています。

寝室として使える部屋が2部屋あると便利

赤ちゃんが産まれてから0ヶ月目に育児を初めて分かったことですが、寝れる部屋が2つあるとかなり便利です。

というのも、赤ちゃんの間は頻繁に授乳をおこなう必要があり、朝・夜関わらず2〜4時間おきに起きて授乳をしなければなりません。

寝室が1つだと、授乳のたびに夫婦が起きなければならず、2人揃って睡眠不足になる可能性があります。

夜に誰が授乳当番をするか決めておき、授乳する人・しない人に分かれて寝るスペースを確保しておけば、負担が小さくなります。

広めのシャワー付き洗面台がすごく便利

これも実際に体験して分かったことなのですが、湯温が調整できるシャワー付き洗面台が便利です。

赤ちゃんが新生児の間は沐浴をする必要がありますが、浴室での沐浴は結構腰の負担が大きかったです。

場所を洗面台に変えたところ、高さが確保できるようになり姿勢がかなり楽になりました。

38℃ぐらいのお湯で流してあげる必要があるため、湯温調整ができた方が便利です。

洗面台で沐浴をする場合は、ベビーバスを中に入れて使うことができるくらいのサイズが必要になります。

洗面台の一般的なサイズは、60cm・75cm・90cmです。

ベビーバスが70cmぐらいはありますので、少なくとも75cmの洗面台ならばOKでしょう!

洗面台での沐浴はあくまで便利レベルなので、好みの物件の洗面台が小さい場合は、お風呂で沐浴をするようにしても全然問題ないと思います。

ベビーベッドを置く部屋を考えておく

赤ちゃんが小さい間は、ベビーベッドがあった方が転落のリスクも防ぐことができて安心です。

ベビーベッドのサイズ的に、1畳〜1.5畳ぐらいのスペースが必要になります。

ベビーベッドとか、あまり大きいものではないと思っていたのですが、いざ展開してみると…

でかい!
思っていた2倍でかい!

実際に部屋に置いてみると、ほんとデカいです。

さらに、おむつ替えなどのスペースを考えると、ある程度の広さが必要になります。

我が家では6畳の部屋を主寝室として、夫婦のベッドとベビーベッドが両方置けるようなレイアウトにしています。

キッチンとベビーベッドの生活動線は確保しておいた方がいい

上述でもある通り、授乳は夜間にも発生します。

母乳の直接授乳ではなく、粉ミルクを使用する場合は、ミルク作りのための移動が発生します。

そのため、ベビーベッドを置いてある寝室と、キッチンの間がスムーズに移動できる生活動線になっていた方が便利です。

ミルク作りを寝室で行う手段もありますが、私はキッチンで作った方が楽でした。

立地条件で選ぶポイント

移動手段 (マイカー・電車・バス) などの交通インフラは意識しておく

日常的に使う移動手段はチェックしておいた方がいいです。

基準は人それぞれまちまちなので、生活に支障がないか、満足できるレベルか?というレベルでのチェックで良いかと思います。

近所に病院 (小児科など) があるかチェック!

子供が小さい頃は、予防接種などで小児科へ頻繁に通うことになります。

そのため、病院が自宅から通いやすい場所にあるか?は意識しておくべきポイントだと思います。

生活必需品の確保ルートを確認!(近所のスーパー・ネットスーパーなど)

赤ちゃんの間は紙おむつや粉ミルクなど、必要となる生活必需品がかなり多くなります。

私も買い出しに行った後は、両手パンパンに荷物を抱えて帰ってくるほど。

子供がいなかった頃に比べると確実に調達頻度と荷物量が増えました。

そのため、日常的に使用するスーパーまでの距離や宅配サービスなどの提供エリアを確認しておくなど、生活必需品の確保ルートを確認しておいた方がいいです。

特に今はネットスーパーや、Amazonといった宅配サービスが充実しているため、これらも視野に入れても良いでしょう。

近隣の保育所・小学校・中学校の立地をチェック

子供がある程度大きくなってからも同じ家に住み続けることを考えた場合を考え、保育所・小学校・中学校の場所はチェックしておきましょう!

特に、保育所に入所希望の方は要チェックです。

保育所の場合、保護者が送り迎えをしなければならない為、仕事へ行く前に預けにいくといったケースが想定されます。

保育所の場所が自宅から遠い、通勤経路と反対方向な場合、相当な負担となる為、許容できる範囲が事前にチェックしておいた方がいいです。

小学校、中学校においても、子供が単独で通学可能な距離か?など 調べておいた方が良いでしょう。

個人的にオススメな物件条件

今までの記載条件を踏まえて、個人的にオススメな物件の条件をまとめてみたいと思います!

何の根拠もないので、選ぶ指標が全くないという方向けです。

個人的オススメな物件条件はこれだ!

  • 賃貸マンション
  • 鉄筋コンクリート構造
  • 2LDK以上
  • 駐車場あり
  • ゴミ捨て場完備
  • 小児科まで徒歩10分以内

その他に配慮したポイント

物件選びはじっくり時間をかけて!

私が物件を探している時は、なかなか良い物件に辿り着けませんでした。

そのため毎日、物件情報サイトを

さいごに

お部屋探しは、