はじめに
赤ちゃんが新生児の間は、お風呂の代わりに沐浴をしてあげる必要があります。
病産院によっては、事前に「沐浴DVD」なるものが手渡されたり、産後入院中に直接指導されたりします。
こまかく手順が解説されているので、
- 沐浴ってなんか難しそう…
- 順番を間違えたらどうしよう…
- 毎日やるのは大変そう…
と不安に思っている人も少なくないと思います。
私もはじめそう思っていたのですが、実際にやってみると
思っていたより簡単じゃん!
という感じ、コツさえ覚えれば楽勝になりました。
そこで、今回は沐浴をしたことが無い方向けにラクして沐浴をするコツ・ポイントをお伝えしたいと思います。
分かりやすい詳細解説サイト
アカチャンホンポのサイトが一番綺麗にまとまってます!
詳細については、こちらを参照すると便利です。
沐浴とは
新生児期のお風呂のことを
新生児の赤ちゃんは、細菌に対する抵抗力が低いため、ベビーバスなど別の浴槽にいれて身体を洗います。
この赤ちゃんの新生児期のお風呂のことを沐浴いいます。
必要になるグッズ (オススメ)
沐浴には次のグッズがあった方が便利です。
- ベビーバス
- 沐浴ガーゼ
- ガーゼ
- 赤ちゃん用ソープ
- バスタオル
- ベビーローション
- ベビー綿棒
ベビーバスはエアタイプがオススメ
エアタイプのベビーバスは、空気で膨らまして使う小さいプールみたいなタイプのものです。
- 変形しやすいので、お湯が抜きやすい
- 支える手が痛くなりにくい
- ストッパー付きであれば、支える必要がなくなり便利
- コンパクトにたたむことができる
といったメリットがあります。
「コンパクトにたたむことができる」というメリットですが、膨らませるのが結構面倒です。
なので、我が家では常時膨らませた状態で保管していました。
私はこちらのグッズを使用していました。
沐浴ガーゼ・ガーゼは安いやつでいいです
沐浴ガーゼ・ガーゼは何でもいいので、安いものでオッケーです。
- 沐浴ガーゼは2〜3枚は欲しい
- ガーゼは他でも多様するため、10枚くらいあってもいい
ネット通販でも結構安く売っているのでオススメです。
赤ちゃん用ソープは泡タイプがオススメ!
ワンプッシュですぐに泡が出てくる泡タイプがかなり重宝しました。
固形石鹸だと溶かす手間がかかり、面倒なのでオススメしません。
私はこちらの商品を使用しています。
バスタオルは使い回しでOK
濡れた体が拭ければOKなので、バスタオルは使い回しでOKです。
ただし、すぐに拭き取ってあげたいので、吸水性が良いものがいいと思います。
私はこちらの商品を使っています。
商品到着時にぺちゃんこなのと、少し生地が薄い感じもしますが、値段相応でよく水分を拭き取ってくれるので、我が家では愛用しています。
ベビーローションはお好みで
お風呂上がりに保湿のためにローションを塗ってあげています。
肌に合う、合わないなどあると思うので、いろいろ試してみてもいいかもしれません。
すぐに手に取りやすいポンプに入っているものがオススメです。
私は、こちらの商品を使っています。
ベビー綿棒は100均でOK
ベビー綿棒はなんでもOKです!
そんなに量も消費しない為、100均など安価なものが1つあれば当面の間は使えます。
沐浴に必要が無かったもの(いらない)
解説サイトで紹介されているものも、必要な無かったものを紹介いたします。
赤ちゃんスポンジはいらない
ガーゼで代用してました。最後まで使っていません。
湯温計は無くても何とかなる
給湯の設定温度と体感温度で大体分かるので何とかなります。
ベビーバスにはったお湯の温度は時間経過とともに冷めていきます。
お湯の温度調整いるのでは?となるかもしれませんが、調整する前に沐浴を終わらせるので、湯温計の出番はあまり無いです。
沐浴剤
この記事を編集しているときに存在を知りました。
安心してください。
我が子は沐浴剤を使っていませんが、肌もきれいですし、元気に生きています。
無くても全く支障ありませんでした。
沐浴の事前準備
- ベビーバスにお湯をはる(設定温度40℃)
- 浴室の室温は20〜25℃くらいを目標に調整できればベスト。
- お風呂上がり後の服を準備 (袖を通しておく)
- おむつを開いて置いておく
- バスタオルを開いておいておく
- 設定温度を38℃にしてシャワーを出しっぱなしにする
お湯はり温度は40℃でOK
なんやかんやしてると、2℃ぐらい温度が下がるので少し高めの40℃でちょうどいいくらいになります。
すぐに着せれるように服とオムツを準備
服・オムツはすぐに着せてあげられる状態にして準備しておきましょう。
服どうしの袖を通して一気に着れるようにしておけば、効率アップします。
沐浴のおおまかな手順
- 服を脱がせる前に濡らして絞ったガーゼで顔を拭いておく
- 赤ちゃんをお風呂に浸らせる。洗っていないところに沐浴ガーゼをかけてあげると落ち着きます。
- ガーゼとボディソープを使って体を洗っていきます。ざっくりした順番は下記の通り
- 頭髪と顔 (一旦シャワーで流す)
- 首周り→上半身→両手→両足→下半身
- ひっくり返して背中とお尻周り
- シャワーで泡を全体的に流す
- タオルで包んでベッドへ移動。水気を拭き取る
- ベビーオイルを手早く塗り、服を着せる
- ベビー綿棒でおへそ周り、耳周りを拭き取る
沐浴をラクにするポイント
ベビーバスはストッパーつきを活用!
ストッパー付のベビーバスであれば、慣れてくると両手を離して体を洗うことができるようになります。
両手がフリーで使えることはかなり大きく、効率よく沐浴を進めることができるようになります。
また赤ちゃんの体重を支える必要がなくなり、体の負担も軽減されます。
沐浴の場所は、洗面所 または 台所がオススメ!
洗面台または台所での実施がオススメです。
洗面所・台所のオススメポイント
- 立って作業ができ、姿勢がラク
- 湯温調整したシャワーが確保しやすい
- 沐浴後、ベビーベッドまでの移動が楽になりやすい。
はじめは、私もモノを洗うような感じで嫌だったのですが、浴室での実施が想定以上に姿勢がしんどかったです。
高さが確保できる洗面台で沐浴をしたところ、立って洗えるところがすごく快適でした。
以降、洗面所での沐浴を継続しています。
上から下、清潔から不潔なところの順番で洗う
洗う時の順番が複雑ですが、厳密に守らないといけないことはないです。
上から下、清潔なポイント(顔や頭) から不潔なポイント (下半身、特にお尻周り)にかけて洗うことを覚えておけばオッケーです。
神経質になり過ぎないように…多少違ってても大丈夫!
ポイントを抑えておけば、解説されている順序を遵守しなくても大丈夫です!
抑えておくべきポイントは次のとおり。
- 耳や目にお湯が入らないように配慮
- シワになっているところも綺麗に洗う
- お風呂上がり後の拭き取りは手早く!
仮に耳や目に入っても、致命傷にはなりません。
神経質になりすぎず、ポイントを抑えて手早くやることがポイントです。
少しずつ経験を積んで技術向上!
何事もいきなり上手くできるわけがありません。
最低限の手順とポイントだけ抑えて、まずはやってみましょう!
やればやるほど、要領が分かってきます。慣れてきた段階で細かな配慮ポイントなどを抑えていけばOKです!
沐浴はいつまで?
基本的に1ヶ月検診後に通常お風呂は解禁
1ヶ月検診が終わり、特に問題が無ければ普通のお風呂に一緒に入ることができるようになります。
その段階で沐浴は卒業してもOKです。
1か月後以降も沐浴をしても別に構わない
お風呂に入れるよりも楽なので、沐浴に慣れてしまった私は産後1か月以降経った今でも沐浴しています。
子供が成長してきてさすがに沐浴がきついなぁとなってきたら、一緒にお風呂に入る予定です。
まとめ
- はじめは誰でも初心者。失敗してもOK!
- 教わったとおり忠実にやろうと頑張りすぎない
- 回数を重ねて経験を積めば、だんだん慣れてくる
- コツをつかんでうまくやれば、沐浴は全然難しくない
私も初めは恐る恐るやっていましたが、今ではパパっと5分ぐらいでできるようになりました。
みなさんも怖がらずに沐浴にチャレンジしてみてください!